毎週月曜日の午前6時45分から、参画希望者が集まって早朝勉強会を行っています。
勉強会では、書物を読み合わせて、考えを述べたり、意見を交わしています。
これまで「論語」「孫子」「韓非子」「孟子」等々を題材にし、学んできました。
現在は「学問のすゝめ」を学んでいます!
7/29は、p,149〜155一行目でした。
世話の字には2つの意味(保護と命令)がある!
保護と命令の偏りがあってはいけない。
保護できる範囲は指図できる範囲内でしかなく、指図できる範囲は必ず保護できる範囲内のことでなくてはならない。
いろんな例が述べられていましたが、人民と政府の例にハッとしました。
「人民は租税を出して政府の経費をまかない、政府の財布の保護をしているのである。そうであるのに、専制の政治では、人民の助言は少しも取り入れないで、その助言を言えるような場所もないのであるから、保護はできているけど指図の道は塞がれている。」
保護も命令も政府が行なっているものという思い込みがありましたが、私たちは納税をして政府の財布の保護をしているんだ、保護しているからには命令をする権利もあるんだ、ということを忘れてはならないと思います。
次回は「信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し」 なかなかおもしろそうです!