高校の同総会総会に出席しました。
変わらず「文武両道」の精神で、東大8名、京大11名、九大80名など、
立派な進学実績をあげているらしい。頼もしい限りです。
しかし、私が在学中は、なぜか 校歌の「文武の道にしるしたる」という歌詞を
「文化の道にしるしたる」と歌うよう変更指導がありました。
私は当時は(も)無学な高校生だったため、「武」は、武器とか武力を連想させるので、
戦後教育でダメになったのかなあなんて漠然と考えていましたが、
今になって考えると、たいへん恐ろしい「教育崩壊」が起っていたのだと思います。
文武の道とは、古代中国の統治者でその徳の高い治政から、その後教千年にもわたりリーダーの模範とされている
周王朝の「文王」と「武王」この両者の道であるはずなのに「文武の道→文化の道」と変えるなど、
まさに教育崩壊そのものだと思います。
現在では、きちんと「文武の道」と唱っているので、少しは安心しましたが、
本当に日本の教育は大丈夫なのでしょうか?
(当時、あらん限りのワルさをしていた私が言うのはぜんぜん説得力ないですが・・)