「志布志の奇跡」といわれる、山口観弘さん(200m平泳ぎ世界記録)を育てた素人コーチ、
志布志スイミングクラブ大脇雄三さんのお話にマネジメントの真髄をかいまみました。
日本のはじっこ、人口3万人の志布志市で、彼の職業は獣医師。実は競泳の経験もないという。
なぜ市民プールしかない町で、素人コーチで、世界記録を出せたのか。
大脇コーチいわく、
「子供は自分で育つ。芽をつまない。」 「自分で気づけ!」
「コーチは、夢を売る男。無限の未来に夢を描きi夢を共有する。」
「指導は、本とビデオを買って話し合う。あとはほかの指導者のまねをする。」
選手の山口君は、
「コーチは、自分のことを考えず選手のことだけを考えてくれる。」
「コーチは、僕に可能性を開いてくれて、僕を理解してくれて、選手が欲しい時に欲しい言葉をくれる。」
どうみても管理職と部下の関係といっしょですね。(笑)
最後に大脇コーチが、子育てについてもお話しされました。
「子育ては短い。おもしろがってやろう。」
「子供の言葉の表裏をみよ。」「チームにはルールがあることを教えよ。」
「多くの夢をあきらめ、大きな夢に向かえ。と教えよう。」