早朝勉強会で学んだこと、気づいたことなどを持ち回りで投稿していっています!
★8/5 早朝勉強会★の担当は、笠井です!
学問のすゝめ 15編
「事物を疑って取捨を断ずること」
福沢先生は、信じることには偽りが多く、疑うことには真理が多いと謂う。
さらに文明の進歩は「疑」の一点から出ていると言い切ってます。
ガリレオは天動説を疑い地動説を唱え、ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て
重力に疑いを感じ、万有引力の法則の発見に至った。
たしかに、全ての物事は疑う事からはじまるのかもしれません。
そうは言っても、世の中には情報が溢れかえってますから、何を信じて、
何を疑うべきかは本当に悩みますよね。
悩むんですけど、最終的に我々は、右か左か決めなければ前に進めません。
そんな時に必要になるのが、「取捨の明」=取捨選択の判断力なのです。
福沢先生曰く、学問の要はこの「明智」を明らかにするためにあるとか。
こう考えますと、学ぶことの意味が少し見えてきた気がしました。
本当の学びって、社会を生き抜くための判断力を身に着けることなのだと。
ただ単に勉強するだけでは何も身につきませんからね。
ところで、明智と言えば、名探偵:明智小五郎を思い出しました。
鋭い推理で、どんな難事件もスパッと解決。
私の中では憧れの人です。
明智小五郎のように、なんでもうまく解決できたら文句なしですが、
現実そうはうまく行かないことばかり。。。
それでも、なんとか判断して前に進まないといけませんね。と感じた今日の1日でした。