笠井です!
先日、TOTO南京工場に行ってきました。
そこでは主に、中国国内向けの浴槽がたくさん作られていました。
白い浴槽に混じって、なんと「赤い浴槽」があるのを見てびっくりしました!
普段のイメージと違う色の浴槽は、新しい感覚があってとても魅力的でした。
また、工場内は最新の機械がたくさん稼働しているものの、 すべてが自動化されているわけではありませんでした。
機械の力と職人さんの丁寧な手作業が絶妙に組み合わさっていて、 それがTOTO製品の高い品質の秘密なんだと実感しました。
職人さんの手際の良さとこだわりが感じられ、 信頼できる製品作りの背景を垣間見た気がします。
ここで、日本と中国の入浴文化の違いについて解説します。
日本では、どんなに狭いスペースでも浴槽が設置されるほど、 伝統的に「湯船に浸かる」習慣が大事にされています。 ただ、中国ではシャワーで済ませる習慣が多く、浴槽のない家庭が一般的とのこと。 たくさんの浴槽が作られる現場を見ておきながら、意外だったのですが、 背景には、入浴に対する日本と中国の間の大きな違いがあるそうです。
中国人にとっては、入浴の目的は体を清潔に保つことで、 日本人にとってはお風呂に入ることは体を清潔に保つだけでなく、 リラックスという目的があること。
そういえば、私が泊っているホテルにも浴槽はありませんでした。 入浴に対する考え方が日本と中国では大きく異なることを感じた出張でした。
そして何と言っても今回の出張の一番の楽しみは、本場の中華を食べること。
とっても美味しかったけど、油が合わないのか胃もたれしてしまいました。残念。
教訓:海外でも食べ過ぎ注意。